千葉・幕張メッセで10月4日から7日まで開催していたIT&エレクトロニクスの展示会「CEATEC JAPAN 2016」は、盛況のうちに閉幕した。期間中の来場者数は前年比9.1%増の14万5180人に達し、今年度から一新したコンセプト「CPS(Cyber Physical System)/IoT Exhibition」は、しっかり受け入れられたようだ。
 初日の10月4日には、CPS/IoTの総合展「CEATEC JAPAN 2016」に展示した技術・製品・サービスなどのなかから、学術的・技術的観点、将来性や市場性などの視点で、イノベーション性が高く優れていると評価できるものを審査・選考し、表彰する「CEATEC AWARD 2016」の各部門グランプリ・準グランプリを発表。「暮らしと家でつながるイノベーション部門」の準グランプリには、レノボ・ジャパンの2in1 PC「YOGA BOOK(ヨガ ブック)」が選ばれた。
 「YOGA BOOK」は、物理キーボードがなく、「Haloキーボード」とよばれるセンサーキーボードを搭載。キーボードバージョンではユーザーのクセを学習し、キーの位置を自動調整する。
 ペン入力パッドに切り替えて、キーボード面に重ねて置いたノートに専用の「REAL PEN」でメモを書くと、デジタルデータとして描画される仕組み。「REAL PEN」のペン先をインク式にしておけば、紙に書きながら、そのままデジタル入力することもできる。デジタルの便利さと手書きの快適さの両立を目指した。また、YOGAシリーズの特徴であるキーボードが360°回転する機構も備え、四つのモードを切り替えて使える。
 受賞の理由として、審査委員会は、「YOGA BOOK」のキーボード部がペンタブになる新発想を高く評価。フォースフィードバック鍵盤など、PCの新しい概念となるか期待を寄せている。
 「YOGA BOOK」のWeb直販価格は、税別で、Android版のWi-Fi対応モデルが3万9800円、LTE対応モデルが4万4800円、Windows版のWi-Fi対応モデルが5万2800円、LTE対応モデルが5万9800円。