パナソニックは1月12日、モバイルPC「Let's note(レッツノート)」の2017年春モデル「XZ6」「SZ6」「RZ6」「LX6」シリーズを発表した。
 XZ6シリーズは、タブレットとしても使える12.0型液晶搭載のタブレットモバイルPC。レッツノートとして着脱式(デタッチャブル)モデルを初めて採用するシリーズとなる。SZ6、RZ6、LX6シリーズはそれぞれ光学式ドライブ内蔵のSZシリーズ、コンパクトで軽量なRZシリーズ、大画面モデルのLXシリーズの最新機種。
 4シリーズともに法人向けモデルではvProテクノロジーに対応した第7世代インテルCoreプロセッサを搭載した。XZ6シリーズは2月17日、SZ6、RZ6、LX6シリーズは1月20日に発売する。価格はオープン。
 WEBサイト「Panasonic Store」での販売も行い、こちらではXZ6シリーズは2月23日、SZ6、RZ6、LX6シリーズは1月20日に発売。4シリーズともに1月12日から予約受付を開始し、Panasonic Storeでの販売価格は、XZ6シリーズが26万9800円から、SZ6シリーズが22万4800円から、RZ6シリーズが20万7400円から、LX6シリーズが20万94800円から。
 本日新たに発表のXZ6シリーズは、レッツノートで従来から追求してきた「軽量」「長時間」「頑丈」「高性能」などのDNAを継承しつつ、タブレットの普及、働き方改革の声やモバイルワーク機会の増加、また360度回転するMXシリーズもあわせたレッツノートユーザーからの要望などの市場背景を受けて投入する。
 デタッチャブルモデルの提供で外回りの多い営業やMRなどのタブレットとPCの2台持ちの解消をめざしており、タブレット部分のみを持ち歩き、各拠点や会社と自宅で据え置きのキーボード部分と合わせてPCとして使えるよう、キーボード部分の単体売りも検討しているという。会見冒頭で登壇したパナソニックAVCネットワークス社ITプロダクツ事業部長の坂元寛明常務は「構想から約2年、熱意をもって開発した。昨年生誕20周年を迎えたレッツノートシリーズの集大成にふさわしいモデル」と、新たに投入したXZ6シリーズに大きな自信を見せた。
 また、パートナーシップ企業として登壇したインテルの江田麻季子代表取締役社長は、国内のPCを活用したワークスタイルの現状とFortune1000の企業の現状を比較。「国内企業のワークスタイルの現状は、必ずしもまだまだ先進的ではないのでは」と訴え、「第7世代インテルCoreプロセッサで、さまざまなワークフローの実現、オフィス内外でのセキュリティ向上を実現し、さらなる生産性の向上や働き方の充実が図れる環境を提供していきたい」と、パナソニックとともにワークスタイルの改善に貢献していくと抱負を語った。
 今回の発表ではレッツノートの新シリーズと合わせて、パナソニックのPC事業にかかわる組織名の改称も発表。2017年4月より組織名を「AVCネットワークス社ITプロダクツ事業部」から「コネクティッドソリューションズ社モバイルソリューション事業部」に変更する。「ビジネスにかかわる人の『業務』そのものを改善するレッツノートと、同じく20周年を昨年迎えた『作業現場』そのものの改善を提供するタフブック、タフパッド。これまでの20年に感謝するだけでなく、これからの20年も皆様とともにこの事業を継続すべくB2Bビジネスへさらにシフトし、ハードそのものの売りだけでなくソリューションビジネスを追及していく」(坂元常務)と、組織名改称にかける狙いを語った。(BCN・藤代格)