公立高校を第1志望にしていた受験生の多くが、私立高校の併願校も受験しています。第1志望校と比べると、関心が低くなりがちな併願校ですが、進学する可能性がある高校ですので、慎重に選ばなくてはなりません。この記事では、併願校選びを含めた志望高決定までのスケジュールをご紹介します。個性豊かな私立高校の中から、お子さまに合った併願校を選ぶ参考にしてください。

中3秋の三者面談までに併願校を含めた情報を収集し、お子さまと話し合いましょう

多くの中学校では中3の10月頃に三者面談があるので、それまでに志望校候補についてお子さまとよく話し合っておく必要があります。以下に、中2から志望校決定までの大まかなスケジュールを紹介しますので、全体の流れを把握する参考にしてください。

【中2まで】高校についての知識を増やす

・高校のウェブサイトや進学情報サイトなどで基本的な情報を集めます。時間的な余裕があれば、お子さまと一緒に高校説明会やオープンスクールに参加して、カリキュラムや実際の雰囲気を把握しておきましょう。

【中3/4〜8月】志望校候補について調べる

・中2までに集めた情報に加えて、中3の夏に開催される高校説明会やオープンスクールに参加して、志望校候補を絞り込み、順位をつけます。

【中3/9〜11月】志望校を絞り込む

・多くの中学校では、中3の10月頃に三者面談を実施しています。担任の先生と話し合い、併願校も含め志望校を絞り込んで確定させていきます。

【中3/12月】受験校を決定する

・志望校の最新情報をあらためて確認し、最終的な受験校を決定します。保護者のかたも、進学実績や通学経路、学費などの最終確認が必要です。

併願校の場合でも、できる限り学校説明会に参加しましょう

多くの私立高校は夏から秋にかけて、学校説明会やオープンスクールを実施しており、中2生でも参加可能です。これらの行事は、高校の設備や先輩(在校生)の雰囲気を実際に確かめる良いチャンス。第1志望校だけでなく併願校の説明会にも参加することをおすすめします。
保護者のかたにとっても、自分の高校時代と現在の高校の変化を実感できる機会になりますし、お子さまが併願校選びに悩んだときに、先入観ではなく、実情に合わせた内容のアドバイスをすることができるでしょう。第1志望校や併願校がすでに決まっているご家庭でも、事前に抱いていたイメージと違う場合もあるので、一度は見学に行くのがおすすめです。

併願校も進学可能性がある高校。第1志望校と同じように情報収集を!

併願校選びですから、当然、第1志望校との難易度のバランスを考慮しなければなりません。その上で「仮に第1志望校に進学できなかったとしても、充実した3年間を過ごせるかどうか」を基準に、お子さまと併願校を検討しましょう。具体的には、「お子さまの関心に合ったカリキュラムやコースがあるか」「お子さまの希望する部活動があるか」「将来の夢がすでに決まっている場合、その実現に近づける環境やカリキュラムが整っているか」などをポイントにすると良いでしょう。
併願校も進学する可能性がある高校ですから、第1志望校と同じように慎重に選ぶ必要があります。大切な3年間を後悔なく過ごせるように、お子さまの納得がいくまで情報を集めておくようにしたいですね。