有名な絵本や人気テレビ番組で取り上げられている「初めてのおつかい」。
「うちの子にもチャレンジさせたい!」と思いながらも、不安に感じて一歩を踏み出せないという保護者も多いかと思います。初めてのおつかいを成功させるにはどうすればよいのでしょうか。今回はお子さまのおつかいについてポイントをご紹介します。

おつかいをさせることのメリットは?

お子さまにおつかいをさせることのメリットは、主に以下の3つが挙げられます。

◆【メリット1】大人が日々やっていることを勉強できる
買い物に行く、ポストに手紙を投函する、回覧板をまわすなど、大人はお子さまの知らないところで多くのことをこなしています。その一端を体験することで、お子さまは「大人はいろいろなことをやって社会生活を送っているんだな」ということを勉強できます。おつかいはお子さまが社会を知る第一歩になるでしょう。

◆【メリット2】自信がつく
「今までできなかったことがひとりでできるようになった!」ということはお子さまにとって自信になります。ひとりで外出できた、知らない大人の人と会話ができた、初めてお金を使えたなど、お子さまの成長段階に応じてさまざまな体験にチャレンジさせてあげましょう。少しずつ着実に自信がついていきます。

◆【メリット3】人の役に立つ喜びを知れる
お子さまがおつかいに成功したら「ありがとう、助かったよ」と言ってあげましょう。お子さまは人のために何かをすることの喜びを味わえます。一度喜びを味わえると、どんどん人の役に立ちたいと思うようになるでしょう。

初めてのおつかいはいつ?

お子さまにおつかいは、まず「隣のおうちに回覧板を渡してきて」というお手伝いの延長から始めるとよいでしょう。道路に出ず、お金を持たない程度のおつかいであれば、家族以外の人とコミュニケーションが取れるようになってくる5、6歳の頃に体験させて大丈夫です。

交通ルールが理解でき、おつかい先までの道のりがわかるようになったら、少し遠くに出てみることを検討します。お金のやりとりができそうであればいよいよ買い物をお願いしてみてもいいでしょう。通学で外歩きが慣れてきた小学1年生頃になったら比較的安心しておつかいをお願いできます。

どんなおつかいをさせる?

まずはお金を使わないおつかいから始めてみましょう。「回覧板を渡す」、「手紙をポストに入れにいく」といったことから始め、「クリーニング屋さんに洋服を取りに行く」ことなどができるようになってくれば買い物をお願いしてもいいでしょう。

買い物の場合は、シンプルでわかりやすい野菜がおすすめです。メモに「にんじん○本」「たまねぎ○個」など、わかりやすく書いてあげます。種類や銘柄が多い調味料、切り方や部位がわかりづらい肉は避けた方がよいでしょう。

お子さまのおつかいの注意点!

テレビ番組をまねして、3・4歳のうちから遠くまで行かせないようにしましょう。電車やバスに乗せるといったことも避けてください。遠くまで行かせる場合は保護者が後ろからついていくようにし、ひとりでは行かせないことが大切です。

買い物をさせる場合は、お店の空いている時間帯に行かせるようにしましょう。人が多い夕方などは支払いの際にレジで迷惑をかけたり、人を待たせてお子さまが慌ててしまったりする可能性があります。お子さまがゆっくりマイペースで買い物ができるようにしてください。

ワクワクドキドキ、初めてのおつかいにチャレンジしよう!

お子さまのおつかいは、お子さまにも保護者にも自信をもたらします。お子さまの成長を促し、成長した姿を見られる機会です。最初は不安なこともあるかもしれませんが、ぜひ保護者は勇気をもって、チャレンジさせてみてはいかがでしょうか。