共働きのご家庭にとって、放課後お子さまを預かってくれる学童保育は大変ありがたいサービス

しかし、最近では預かるだけでなく、放課後の時間を有効に使うために、学習指導や習い事など、お子さまの成長につながるさまざまなサービスを提供する民間の学童保育が増えてきているのだとか。

そこで、今回は進化し続ける学童保育の最新情報をご紹介!

お勉強のお手伝いをしてくれる〝学習系学童保育〝

自治体が運営する従来の学童保育の目的は、共働き家庭のお子さまを預かることです。そのため、基本的にお子さまたちは自由に時間を過ごし、ついつい遊びやマンガなどに夢中になってしまいがち。

一方で、最近は宿題のお手伝いをしてくれる民間の学童保育が増えてきています。毎日宿題などの学習に費やす時間を1時間設けており、おうちのかたの負担が断然軽減されるだけでなく、「宿題は必ず学童保育でやる」という規則正しい学習習慣を早い段階から身につけることができます。

またこうした学習系学童保育の先生は教員免許を持っていることが多いので、おうちのかたが説明しづらいことも、学童保育の先生がお子さまにわかりやすいように解説してくれるのも魅力です。もし宿題が早めに終わっても、問題集などをもっていけば先生たちが丁寧に教えてくれるので、常にランドセルの中に算数などのドリルを入れておきましょう。

このような学習系の学童保育を選ぶ際には、プログラムに目を通すのはもちろんのこと、実際に見学に行って、ほかのお子さまたちがどのように取り組んでいるかを見ておきましょう。学童保育の雰囲気を見つつ、先生たちがどのように教えているのか、一人ひとりのお子さまに先生の目が行き届いているかなどの点をチェックしておきましょう。

ピアノやスポーツなどの習い事も兼ねた〝お稽古系学童保育〝

学習系以外で人気なのが、ピアノやスポーツなどの習い事を体験できる「お稽古系学童保育」です。

お子さまに習い事をさせてあげたいというかたは多いでしょう。ただ、長く続くかわからないスクールに高い授業料を払って通わせるのはなかなか勇気がいります。そこで、簡単なレッスンを取り入れたお稽古系の学童保育が近年現れています。

その内容はさまざまで、1つの習い事に特化したものから、毎週さまざまな習い事の体験レッスンを行うもの、また通常の学童保育のなかでオプションとしてピアノやスポーツのレッスンを選べるものまであります。

放課後にお子さまを預かってもらいながら、さらに習い事までできるとなればまさに一石二鳥。しかし、あくまで学童保育をメインとしていることが多いため、受ける授業は体験レッスンに近いものが多く、例えばスポーツ系のものではそのまま試合に出ることはほとんどありませんし、ピアノなどもコンクールがあるわけではありません。

低学年のうちはどのスクールも遊びを大切にしているためさほど差は出ませんが、もし本格的にレッスンをしたいということであれば、どこかのタイミングで専門のスクールやクラブに入るといいでしょう。

またこうしたお稽古系の学童保育を選ぶ場合、お子さまがそのレッスンを嫌がった場合でも、学童保育も兼ねているため簡単には辞められないという課題もあります。選ぶ際は、続けられそうかはもちろんのこと、もし本人がやる気をなくした場合にレッスンを見学にするなどの対処ができるのかを確認しておくことが重要です。

〝英語系学童保育〝で放課後留学?!

ピアノや水泳といった定番の習い事と並び、近年人気を誇るのが英語スクールです。その流れを受け、最近では英語を教える学童保育も増えてきています。

お稽古系同様、英語系学童保育もレベルや取り組みはさまざまで、ちょっとした英語の歌などを教えるだけのところから、普通の会話まですべて英語という超本格的なところまであります。また、英語の先生のほかに、日本語で話せる日本人の先生もサポートとしている場合が多いので、英語になじめない最初のうちは日本人の先生が助けてくれるという安心感もあります。

さらに、なかにはさまざまな国の文化に触れる体験活動を実施している学童保育もあるため、小学校のうちから海外に目を向け、多様な価値観に興味をもつきっかけともなります。

英語は社会人になってからも使えるスキルのため、非常に魅力的ではありますが、料金面や環境の変化といったハードルの高さがあることは否めません。特に外国人の先生が普通の会話まですべて英語で行う学童保育は、お子さまと先生たちとの相性が非常に大事です。できることなら何度か体験レッスンに行って、ほかのお子さまたちとの相性も見ながら決めることをおすすめします。

学童保育はお子さまの「第二の家庭」と言っていいほど重要な場所なので、おうちのかたが安心できて、お子さまの成長にもつながるようなところを選べるよう、それぞれの特徴をよく理解しておきましょう!