3年生では200字、4年生でも200字の漢字を学習します。中学年は、習う漢字の数が小学校で最多で、低学年に比べ、習う漢字の数がぐっと増えるため、時間が経つと忘れてしまう子も多いようです。
そこで今回は、中学年のまちがえやすい漢字をランキング形式でご紹介します。今までに習った漢字がランクインしているようであれば、しっかり復習しておきましょう。

【3年生のまちがえやすい漢字 ランキング】

1位 重(ジュウ)…体重
2位 寒(カン)…寒中水泳
3位 育(イク)…体育
4位 問(モン)…問題
5位 持(ジ)…所持品
※ベネッセコーポレーション調べ

1位の「重」という漢字は、横線の数が多かったり、足りなかったりなどの字形のミスが目立ちました。また、訓読みで送り仮名をつけるときは「重ねる」と書きますが、誤って「重る」としてしまうミスも多く見受けられました。

2位の「寒」という字は、横棒の数が多かったり足りなかったり、するミスや、点々の向きを逆にしてしまう字形のミスが目立ちました。4位の「問」は、よく字形が似た「門」や「間」とまちがえてしまう子が少なくありませんでした。5位の「持」は、字形の似た「待」と混同してしまうミスが多くみられました。

【4年生のまちがえやすい漢字 ランキング】

1位 類(ルイ)…種類
2位 説(セツ)…説明
3位 好(コウ)…好意
4位 努(ド)…努力
5位 関(カン)…関心
※2016年ベネッセコーポレーション調べ

1位の「類」は、字形の似ている字と混同してしまい、「大」の部分を「女」としてしまったり、「頁」の部分を「牧」のつくりの部分を書いてしまったりすることもあるようです。2位の「説」や3位「好」は、つくりの部分の「はね」を忘れてしまうミスが目立ちます。4位の「努」は、「度」「土」など、「ド」と読む同音異字と混同してしまう子が多いようです。5位の「関」も同様で、「寒」「観」など「カン」と読む同音異字がたくさんあるので、混同してしまう子が多いようです。

【3・4年生 漢字学習ポイント】

学習する漢字の数が一気に増えるのが中学年です。低学年に比べ、画数の多い漢字も多くなります。また、中学年のまちがえやすい漢字の上位は、いずれも字形をまちがえやすい漢字となっています。線が一本足りない、点が多い、「とめ」「はね」ができていないなど、あと一歩で正解になるのに…という子も少なくありません。

お子さまが漢字テストで「とめ」や「はね」などのミスをしてしまう場合には、大まかな字形を理解していることを褒めた上で、細かいところまで意識して書けるように促したいですね。例えば、「この字は、丁寧に書けているね。この部分をはねれば完璧だね」という具合です。

また、3年生以上になると、同音異字を多く習うため、混同してしまうケースも多く見受けられます。漢字練習をする際は、読み方と字形を機械的に覚えるのではなく、その漢字を使って熟語や短文を作り、漢字の意味も併せて覚えるようにすると、正しく書き分けられるようになるでしょう。