知らぬ間に雑菌浴してるかも...

毎年末、日本の風物詩となっているのが大掃除です。

NPO法人日本ハウスクリーニング協会が、30〜50代の主婦450人に「大掃除や普段の掃除についての実態と意識調査」を行ったところ、主婦たちが見逃している"かくれ汚れ"スポットがわかりました。

掃除のプロのアドバイスも合わせて紹介します。

お湯1ミリリットルに1万個の雑菌

プロから見て「見逃されがち」な場所と、主婦の「掃除している」場所から計算した、大掃除でも見逃されがちな"かくれ汚れ"スポットは、

1位 風呂の追い焚き配管
2位 浴室の換気扇
3位 トイレの換気扇

でした。

「風呂の追いだき配管」の"かくれ汚れ"のもとは菌や垢。衛生微生物研究センター所長、李憲俊(リ・ノリトシ)先生も、警鐘を鳴らします。

「追いだき機能のあるお風呂の配管には雑菌が残っており、入浴翌日の給湯口から最初に出たお湯1ミリリットルあたりに1万個の雑菌が検出されたこともあります。きれいになるために入浴しても、実は菌まみれになっているかもしれません」

知らぬ間に雑菌浴をしている可能性も......。あなたのお風呂は大丈夫ですか?

プロ直伝 掃除しにくい場所をキレイにするコツ

掃除のプロから見た風呂の追いだき配管を掃除すべき理由は以下の4つ。

・垢やノロが付着する恐れあり
・追いだき配管内は皮脂や細菌が循環している
・普段は見えない場所なうえに、菌などがたまりやすく不衛生
・外見からだと見えにくいが、実際カビが多く発生する場所

NPO法人日本ハウスクリーニング協会指導員、佐藤嘉浩氏に、追い焚き配管、掃除のコツを聞きました。

「確かに、掃除のしにくい場所ではありますが、汚れのつきやすい循環金具やフィルターだけでも日常的にブラシなどで清掃するだけでも違います。また、追いだき配管用の洗浄剤で手軽に対応できます。日時を決めて定期的に行うのも良いでしょう」

ちなみに、大掃除で主婦が掃除する場所は「窓・網戸」、プロが依頼される場所は「台所の換気扇」。主婦にもプロにも大掃除されない場所の第1位が「風呂の追いだき配管」なのです。

ことしの大掃除は"かくれ汚れ"掃除がマストですね。