あなたは大丈夫?貧血ではない「鉄欠乏性貧血」について


貧血とは、血液(赤血球)中に含まれるヘモグロビンが不足した状態の事を言います。赤血球は骨髄で作られ、身体中に栄養や酸素を運ぶ役割をしています。これが足りない状態が「貧血」です。

血液検査で貧血の診断をする場合、一般的にはヘモグロビンの数値でみます。しかし、ヘモグロビンの数が正常なのにも関わらず、貧血の症状だけが起こる場合があります。この状態が「貧血じゃない貧血」(鉄欠乏性貧血)です。
一般的に行われている血液検査では貧血と診断されないため、不調なのに薬が処方できない状態になってしまいます。

摂取した鉄は主に赤血球などの維持に使われますが、余った分はフェリチンとして貯蔵されます。フェリチンとは、血清鉄濃度の維持や鉄の貯蔵を行う蛋白の事です。
毎月、月経による出血のために多量の鉄を失う閉経前の女性のほとんどが鉄不足に陥りやすいのですが、フェリチンを調べなければ貧血と診断される事がほとんどなく、それでも貧血の症状がある「貧血じゃない貧血」に陥っている可能性があります。

貧血とはこれでさよなら!鉄の貯蔵を増やす方法は?


食物中に含まれる鉄の吸収率はそれほど高くありません。ですので、鉄の吸収を助けてくれると言われているビタミンCを含む食品(野菜や果物)を、鉄の含まれている食品(肉等)と一緒に食べると、吸収力が高くなると言われています。
また、鉄が身体の中で使われる場合の殆どが、タンパク質を同時に使っています。そのため、タンパク質もしっかり摂ると良いでしょう。

貧血のような症状で悩んでいる女性は多いのではないでしょうか?
当てはまる人は、検査に行った時、ヘモグロビンの数値だけではなく、フェリチンにも注目してみて下さい。
そして、毎日の食生活をもう一度見直してみましょうね。