こんにちは。モデル・ビューティーフード研究家の室谷真由美です。今回は拒食症・過食症についてお話しいたします。


拒食症・過食症に陥ったことのある女性は多い


意外にも拒食症・過食症に陥ったことのある女性が多いという事実。何を隠そう、私自身もそうでした。あまり打ち明けることのない話題かもしれませんが、触れてみると、意外にも数人に一人の確率で経験があるのです。

やはり、思春期の頃など、特に太ってなくても体重を気にするあまり、痩せたい一心から極端に食べ物を制限して、我慢が続く・・・。そうすると、限界がきて今度は過食にはしる。過食症は食べてはいけないと思っていても、無性に食べたくなり、その欲求からびっくりするほどの量を食べて、罪悪感に浸り、太るのが怖くて吐きだしてしまう。その繰り返しで、結局は栄養失調と極端な体重の激減で、病的に痩せてしまう。

そうなると、内臓もショックをうけているので、腎臓も肝臓も疲弊しています。吐いても食べることを繰り返し、そのうち心も閉鎖的になり、醜い自分の姿を見られたくないと引きこもってしまいます。

どうしてそうなってしまうのでしょうか


人は、心が寂しかったり傷ついたり、孤独感を味わったり、潤いがないと物で埋めようとしてしまいます。それがやけ食い、やけ酒だったり、派手な格好をしてみたり、人の目に触れるようなことをしたくなるときもあります。そうやって心の寂しさを埋めたいからなのですね。

その対処法は?


心が病んでいるから、拒食や過食にはしる。ということは、まずココロのケアが最優先になります。自己否定しない、今の自分をすべて受け入れる。そうできるように、周囲の方はお話を聞いてあげたり、悲しみの原因を分かち合ってあげてください。

また、食べた物で私たちの細胞はできていますから、ココロの変化へとも導きます。食べることの意味、重要性。そんなことを忘れてしまっていると思いますので、「私たちは、食べ物から命をいただいて生きている」ことをしっかり思い出していただき、食べ物に感謝する。作ってくださっている方に感謝する。手を合わせて丁寧に「いただきます」とココロを込めて言ってみる。そんなことから始めるといいでしょう。
よく噛んで美味しい、一物全体でいただける玄米やお野菜。ジャンクフードやコンビニ食などは、なかなか感謝していただくことができにくい食べ物です。無農薬野菜で捨てるところがないことを理解しながら、お料理してみるのもいいかもしれませんね。
いずれにしても、食事をいただく環境はとても大事です。一緒に美味しくいただける食卓で、作ってくださった方、食べてくださる方、一緒にごちそうさまでしたと感謝し合える環境こそが、ココロを穏やかにし、乱れた食欲から解放されるでしょう。

室谷 真由美
モデル・ビューティーフード研究家

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