「自分に合った方法に出会えるように、色々なダイエット法を試してる。なのに、全然効果が出ない……!」そんな人は、要注意。様々なダイエット法を試している“から”成功しないのかもしれません。



試しすぎると「失敗グセ」がついてしまう


心理学の分野では「学習性無力感」と呼ばれますが、何度も失敗経験を繰り返していると、「どうせ、できないんだ」という諦めの気持ちが大きくなってしまい、挑戦する気力が湧いてこなくなってしまいます。

新しい方法を探しては、試し、「やっぱり違うな」と他の方法を探してしまうクセの付いている人は要注意。どれを試しても「やっぱりダメ」という経験を積んでしまうと、「何をやってもダメ」と思いやすくなってしまいます。
また、私たちの身体には「ホメオスタシス」といって、現状を維持するようにはたらく力が備わっていますから、短期間で大きな変化を起こすことはとても難しいもの。運動でも、食事改善でも、ある程度の期間続けなければ効果が出てきませんし、せっかく成功しても、元の生活に戻ってしまえば苦労が水の泡になってしまいます。

ダイエットは、“生き方”。これまでに食べたものや、現在の運動習慣が今の身体をつくっているのです。やみくもに様々な方法に手を出すのではなく、続けられるものにじっくりと取り組むようにしましょう。

ただし、“慣れ”はやる気を減退させる


一方で、ワンパターンのダイエット法では、途中で“飽きてしまう”というデメリットもあります。ダイエット法に慣れ、完全に適応してしまうと、刺激が少なくなって「もう、いいか」とやる気を減退させる要因に。

女性は特に、新しいものや刺激のあるものに惹かれる傾向があると言われています。“ちょっとの変化”を加え、新しい気持ちで取り組めるように工夫をすることがダイエット成功の秘訣です。

大枠は固定して、中身を変化させよう


食事内容は、栄養バランスを整える意味で様々な食材を取り入れることが大切ですから、刺激不足による“飽き”を起こしにくいでしょう。一方で、運動やストレッチ、マッサージなどは、毎日同じことをしていては飽きてしまったり、効果が感じられなくなったりしてしまいます。

そこで、「1日◯◯分(時間)運動する」などのように、大枠を決めて、メニューはコロコロ変化させるのがおすすめ。ヨガやストレッチなどで筋肉をしなやかにし、運動効果を上げる日もあれば、しっかり身体を動かして体脂肪を燃焼させる日も、というふうに、メニューにメリハリをつけると飽きにくく、続けやすいですよ。

1種類の運動にとらわれないようにすることは、同じ筋肉ばかりを鍛えるのを防ぎ、様々な部分を運動させる効果も期待できます。

“◯◯だけダイエット”は続かないもの。心や身体だけでなく、ダイエットメニューも柔軟にして、楽しく新しい気持ちで取り組み続けることができる工夫を取り入れてくださいね。ダイエットも、工夫次第で成功へと導くことができますよ。
Nao Kiyota
美容・健康ライター

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