【僕らの島生活】五島編(6)知り合いがいない島では運動するしかなかった
鍋島さん(左)と樋口さん水泳の北島康介選手によく似た風貌の鍋島さん。
全日本ラリーに上位入賞するも、金銭的なハードルからラリー選手への挑戦をあきらめるという挫折を味わっていたときに頼りにしていた先輩が五島でビジネスを始めるときき、「あの人についていけば何かある」と思い切って島に渡ってきました。
ただ、最初の数年は周囲に知り合いもなく、「結構ブルーで、しょっちゅう熊本に帰っていた」そうで、ダイエットもかねて毎朝10キロ走ることにしたのです。三ヶ月で10キロやせ、島を2週するトライアスロンの大会があると聞き「俺もできるやろ」と思って参加したのです。
トライアスロンがきっかけとなり、島出身で造園業の三代目社長を務める樋口浩二さんと知り合い、島の人との交流が広がりました。
ともに30代半ば。昨年のトライアスロンの大会アイアンマン・ジャパンでは、鍋島さんが250位。樋口さんが260位。二人は常に競り合っていて同じくらいのレベルで勝ったり負けたりしている良きライバル同士なのだそう。
鍋島さんに五島に来ることを迷わなかったのか?と尋ねてみると、「人生あっという間。なんかしないとすぐ終わっちゃいそう。迷っても1、2年だし、決断は早いほうがいいと思っていました」とのこと。考えるよりも行動してしまうことで人生を切り開くタイプなのかもしれません。
二人を結びつけたトライアスロン大会も、決して順風満帆ではないようです。島興しの意味もあり始まった大会ですが、鍋島さんの「トライアスロンでみんながいつか行きたいといのが宮古島。五島ではないんですよ。宮古島は倍近い人が参加しているし、地元の選手も100名近くが宮古島ではでているんです」という言葉からは、もっと地元の人が参加して欲しいという気持ちがにじみ出ていました。
「雇用の問題を考えると地方は厳しい。給与が低いから土日も働く。共働きも多いから子供の環境も都会と一緒で悪くなっているんです。でも、この島に恩返しをしたいんです」。二人のアイアンマンは、そう力強く語ってくれました。二人の出会いを生み出したように、トライアスロンの輪が広がっていくと盛り上がるのかもしれません。
僕らの島生活
日本は7000近くの島で形作られ、本州などを除く離島のうち約400島に人が暮らしています。海に囲まれた小宇宙のようなコミュニティに残った独自性 は、画一的な大量消費から多様性が重視される時代の変化の中で魅力を増しています。離島をただ旅をするのではなく、島に生きる同世代の男性を訪ねてさまざ まな島の姿を紹介していきます。
美谷 広海(みたに・ひろうみ)
1975年フランス生まれ。小学校は富山、中高をギリシャで過ごす。引っ越し歴14回。大学在学中に佐渡島で能を演じる高校生を取材し、飛騨高山ドキュメンタリー映像祭入賞。2006年8月からブログ「世界を巡るFool on the Web」を開始。現在、IT企業の国際展開を担当。世界各地を転々としながら創作活動を続ける村上春樹的ワークスタイルが目標。
-
変化の時代を新たなスタイル・価値観で生きる30代男子をつなぐコミュニティメディアです
- 母さん助けて詐欺 「受け子」ら2人逮捕(産経新聞) 5月24日 15:36
- 「組長の娘に何してんだ」1100万円を脅し取った男2人を逮捕(産経新聞) 5月24日 11:20
- 神奈川の女性刺傷、元交際相手を逮捕 殺人未遂の疑い(朝日新聞) 5月24日 17:13
- 女性芸能人が広告塔…ペニオク詐欺、元社長有罪(読売新聞) 5月24日 14:20
- 全柔連理事、わいせつ行為認める 近く辞表提出へ(朝日新聞) 5月24日 13:20
- 福島第1原発事故:国連報告書「福島県健康調査は不十分」(毎日jp)
- 尾張藩士3万7千人をDB化…給与・職歴も : 社会(YOMIURI ONLINE)
- 【元慰安婦面会ドタキャン】「なぜ…」準備奔走の市職員困惑(MSN産経ニュース)
- 公邸の幽霊「承知せず」=民主議員に政府答弁(時事通信)
- レゴで「実寸大」スターウォーズ戦闘機、NYに出現 | 世界のこぼれ話(ロイター.co.jp)
- 修学旅行延期させた容疑で逮捕=35歳男、脅迫文を郵送―山口県警(時事通信) 5月24日 19:57
- 名古屋市職員3人を不起訴=嘱託職員不正採用―地検(時事通信) 5月24日 19:57
- 放鳥トキひな1羽死ぬ=カラスが巣襲う―環境省(時事通信) 5月24日 19:53
- 国内16例目感染を確認=ダニ媒介疾患―宮崎県(時事通信) 5月24日 19:49
- 相澤秀禎・サンミュージックグループ会長死去(時事通信) 5月24日 19:45



















ヘルシーレシピ



