VR元年と言われる2016。各社独自の熱い展開を意欲的、精力的に発信している中、いよいよ新たなカテゴリを創造し、独自の文化を築きあげようとする試みが開始されました。

「そうだ、VR(バーチャルリアリティ)。世界初の「VR MANGA」を作ってみよう!」

これは、株式会社ダブルエル代表取締役社長:保手濱彰人の試行錯誤、挑戦の過程を追う、制作ドキュメントである。

■ステージの検証

前回までに、キャラクターの表現、Live2D技術を用いて「漫画原稿のクオリティ」を担保することで世界観を構築していく方向付けが出来ました。今回からはいよいよ、その配置するステージについて検証が始まったようです。

保手濱「漫画の世界だから、本を使ったステージにしようと考えました。」

「本を使ったステージ」という発想は面白いですね。かつて記者はゲームブックというジャンルにハマり、ページを捲る感覚にワクワクドキドキしたものです。そのページを読むまで、展開は全く読めませんからね。テレビゲームが登場する前の時代、本という存在はとても身近であったのです。

保手濱「折角の世界初VR-MANGAですから、単なる読み物、3D化でなく、ユーザー参加型。皆様に『漫画の世界に入って頂き』愉しんで頂く環境を試行錯誤しております。」

保手濱「実は一旦出来あがってはいたのです。ネタバレになるので一部だけ紹介させて頂きます。」

まさかのゲームブックな展開にビックリ!!

保手濱「ただ、決定打に欠ける感がありました。どうしたら皆様に喜んで頂けるか、面白いモノが出来るだろうかと考え、日々多々ある資料を調べたりしておりました。そして、発見したヒント…」

保手濱「次回のお愉しみということで」

いいところで今回のリポートは終わってしまいました。制作リポートも今回で8回を迎え、VOL.1から2か月が経過していました。間に合わせや出来合わせでなく「より良く」「より面白く」を追及するがゆえ、一度作り上げたモノをゼロベースにすることも厭わない。モノ造りに懸ける魂を感じました。

次回、Vol.9リポートではどのような展開が待っているのでしょうか?「それは」に期待が高まりますね。

記事:リアルBOSS(磯崎誠之)