千葉市美浜区の幕張メッセで13〜15日に開かれるカスタムカーの祭典「東京オートサロン2017」に、今年も千葉県成田市桜田の日本自動車大学校(NATS、矢部明理事長・学校長)の学生たちが自作のカスタムカーを出展する。軽自動車を高級6輪車に改造したり、市販車を映画に登場するスーパーカー風にアレンジしたり、授業で学んだ技術を生かした自信作の1台を製作。12日は会場入りするための搬送作業が慎重に行われた。



 NATSのオートサロン出展は学生の技術取得や研究成果の集大成の場となっており、今年で21回目を迎える。出展後に車検を取得し、卒業旅行を兼ねた公道チェック走行に臨むのが伝統で、実用性のあるカスタムが求められる。



 本年はカスタマイズ科の3年生66人が9台を出展。7月から作業を始めた生徒たちは、ボディーの板金から細部の塗装に至るまで自分たちの手で行い、週末の休日返上で自慢のカスタムカーを完成させた。



 最多の12人のチームは、軽自動車のスズキ・ジムニーをメルセデスベンツ・AMGの最高級クロスカントリー6輪車「G63AMG6×6」風に改造。2台のジムニーを組み合わせて車体を伸ばすとともに3列目の車輪を設置し、G63と同じフロントとバンパーを取り寄せて前面の「顔」を本物そっくりに仕上げた。



 班長の堀越将志さん(20)は「小型車のジムニーで大型車の迫力をどう出すかに苦心しました。みんなで土日も頑張ってきたので最優秀を狙います」と意気込みを語った。



 オートサロンには自動車研究科とモータースポーツ科の車も各1台を出品。12日は作業場から搬送トラックに積み込む作業が慎重に行われた。会場では各チームが設営から車の紹介まですべて自分たちで行う。