千葉県が開発した新品種のイチゴ「チーバベリー」の本格的な販売が今月、県内約50の観光農園や直売所で始まった。大粒でジューシーな味わいに加え、観光客が増える3月以降も収穫量が安定しているのが特徴。県は無料のパンフレットを配布するなどしてチーバベリーを新たな千葉の味覚として定着させ、観光客増につなげたい考えだ。



 チーバベリーは2013年1月、県農林総合研究センターの主導で誕生。見た目は鮮やかな赤色で、甘みと酸味のバランスが良く、イチゴの病気「うどんこ病」に強いのも特徴だ。県産イチゴは市場出荷より観光農園・直売での販売が多いことから、チーバベリーも主に観光向けの消費を想定する。



 販売開始に合わせ12日、県と千葉県いちご組合連合会(小山和典会長)が千葉市美浜区のホテルでお披露目式を開催。あいさつに立った森田健作知事は豪快にイチゴをほおばると「まず大きい。そして甘いし酸味があり、本当においしい」と太鼓判を押した。



 チーバベリーの特徴や食べられる観光農園などが載った無料パンフレットは、県内JR主要駅や各種イベントなどで配布するほか、県のホームページでも公開する。県は来年以降、提供できる観光農園をさらに増やしていく方針だ。