市販車を改造したカスタムカーの展示会「東京オートサロン2017」が13日、千葉市美浜区の幕張メッセで開幕した。展示車両は850台と前年から減少したが、出展は458社と過去最多を更新。今回初めて公道でのパレードや同乗試乗会も企画され、車にかかわる多様な楽しみ方を提案している。



 会場には車高やライトなどを改造した数多くのカスタムカーのほか、各自動車メーカーの特別車や、改造用の部品などが展示された。



 トヨタは、今年から世界的なモータースポーツ「FIA世界ラリー選手権(WRC)」に参戦するのに合わせ、実際にWRCで走る「ヤリス」を展示。スバルも、モータースポーツ向けのノウハウを市販車に反映した「STIスポーツ」を紹介した。



 車のシートを製造するレカロは、自社製品を並べ、来場者に座り心地を確かめてもらうブースを開設。「腰痛対策や疲労軽減での購入が多くなってきている」(担当者)傾向を受け、幅広い来場者にアピールする狙いだ。



 円谷プロは、40〜50代の男性向けに、ウルトラマンをモチーフとしたコンセプトカー「M78×86」を発表。ブースにはウルトラマンが駆け付け、初披露を盛り上げた。反響を踏まえ、市販も検討するという。



 初開催のパレードは、千葉市との連携で実現。メッセ周辺の公道で、スバルのインプレッサ、メルセデスベンツのEクラスが自動駐車や前車追従走行といった先進技術を披露したほか、数台のカスタムカーが連なって走行した。また、ZOZOマリンスタジアムでは会期中、カスタムカーの同乗試乗会が行われる。



 一般公開は14、15日。開場は午前9時、閉場は14日が午後7時、15日が同5時。入場料は大人2200円、中高生1700円、小学生以下無料。