外環道と成田空港を結ぶ北千葉道路の早期完成に向け、沿線自治体で構成する期成同盟が5月24日、千葉市内で総会を開き、2023年度の事業計画などを話し合いました。

 北千葉道路建設促進期成同盟は、沿線の鎌ケ谷市や市川市、成田市など7市で構成する組織で、総会には、各市長のほか、国土交通省や千葉県の道路整備部の幹部職員などが出席しま した。

 北千葉道路は外環道と成田空港を最短で結ぶことで、周辺道路の渋滞緩和や地域産業の振興が期待されています。

 総会では国や県への要望活動を引き続き行うことや、道路の西側区間の早期完成の機運を高めるため、特別講演会を行っていくことなどが承認されました。

 会長を務める鎌ケ谷市の芝田裕美市長は、「北千葉道路は災害時における緊急輸送道路としての役割も期待される。今後も関係機関との連携を強化しながら、早期完成を求める諸活動を積極的に進めていく」と述べました。