勝山市遅羽町比島のえちぜん鉄道勝山駅で二十二日、模擬結婚式があった。国登録有形文化財の駅舎や動態保存されている国内最古級の電気機関車「テキ6」の前で、電車の走る音に包まれながらの挙式となった。
 福井市下馬二の結婚式場グラントリアと、えちぜん鉄道が共同企画した「ふるさとウェディングin勝山」のPRイベントとして実施した。
 式場は駅舎北側のテキ6展示施設前に設けられた。新郎新婦役が赤いカーペットのバージンロードを入場して人前式を挙げ、えちぜん鉄道の利用者らからも祝福を受けた。
 新郎新婦役は列席者と貸し切り電車、バスを乗り継いで披露宴会場のグラントリアへ。電車内は赤いカーペットが敷かれ、手すりも装飾された特別仕様だった。勝山−福井駅間の五十分間は新郎新婦の要望に沿って演出され、電車内での挙式もできるという。
 参列した坂井市丸岡町一本田中の会社員梅村純平さん(24)と大野市牛ケ原の会社員栗林加奈さん(23)は「皆に祝福され、結婚っていいなと思った」と気分を高めていた。
 (正津聡)