運転開始から四十年を超える老朽原発の問題点を分かりやすく解説したパネル展が二十二日、福井市のアオッサで始まった。二十四日まで。
 「サヨナラ原発福井ネットワーク」と「福井から原発を止める裁判の会」が共催。六月に原子力規制委員会が関西電力高浜原発1、2号機(高浜町)の運転延長を認めたことを受け、県民にも考えてもらおうと企画した。
 会場には、パネル十九枚と福島県浪江町の現状などを紹介する写真三十枚を展示。パネルでは長年、中性子が当たることで原子炉容器がもろくなる仕組みや、長大なケーブルを燃えにくい素材に替える必要があることなどを説明している。
 随所に「あなたはどう思う」と吹き出しを掲示し、運転延長の是非をシールで答えてもらうアンケートも実施。主催者は「嶺北はどうしても関心が低い。展示が少しでも考えるきっかけになれば」と来場を呼び掛けている。

 (高橋雅人)