リオデジャネイロ・パラリンピックの閉会式で東京への引き継ぎセレモニーに出演した義足のプロダンサー大前光市さん(36)=下呂市萩原町出身=が二十二日、同市の下呂交流会館で公演し、地元市民の喝采を浴びた。
 大前さんはブラジルから二十一日に帰国し、直接下呂市へ。市社会福祉協議会など主催の「福祉ふれあいフェスタwithハートビート下呂」で四十五分間、舞台に立った。
 会場に詰め掛けた約千五百人の温かい拍手と歓声に迎えられ「ただいま!」と第一声。閉会式でも見せた連続バク転や高い跳躍など、全身を使った力強い演技を披露し、観客を圧倒した。
 トークでは、閉会式を「人が多すぎて海の中に放り込まれたようだった」と振り返り、赤いモヒカンスタイルの髪形は当日だけスプレーで染めたことなど裏話も披露。「障害があっても、人ってここまでできるんだということをさらに示すために、もっとダンスがうまくなりたい」と活躍を誓っていた。
 (小柳津心介)