二十二日午前七時五十分ごろ、名張市役所一階で、同市赤目町相楽、近鉄ビルサービス社員小島幸一さん(64)が防火シャッターに首を挟まれているのを当直勤務中だった男性職員が見つけた。小島さんは意識不明の重体。
 名張署によると、シャッターは電動で、高さ三・八メートル、厚さ四センチ、横幅六メートル。小島さんの近くに上部がへこんだ扇風機が落ちていた。シャッターに挟まった扇風機をどかそうとした際、誤って挟まったとみられる。当時は庁舎内に小島さんのほか、当直の職員二人が勤務していた。
 市によると、同社は大阪市に本社を置き、庁舎管理を委託されている。二十二日に庁舎内で職員採用試験があり、職員以外も出入りすることから、市は個人情報保護のため、市民部がある一階のシャッターを同日午前八時までに下げておくよう同社に指示していた。
 市契約管財室の担当者は「シャッターの下に物は置かないよう職員に徹底し、再発防止に努める」と話した。