松阪市子ども発達総合支援センターそだちの丘の完成式が二十二日、同市下村町の同施設であった。十月一日に開所し、常勤する保育士や臨床心理士、看護師らが障害児の総合的な支援をする。
 施設は、県産材を使用した一部鉄骨の木造平屋建て。床面積は約二千三百平方メートル。プレールームや機能訓練室など三十八部屋が設けられている。施設中央部の中庭には、滑り台や砂場、水遊び場がある。建設費などは約七億円で、うち二億五千万円は県の森林整備加速化・林業再生基金を活用した。
 式では、竹上真人市長が「そだちの丘で社会訓練を積んで発達障害を乗り越える、そんな施設になってほしい」とあいさつした。
 松阪市には療育センターはあるが、老朽化や通所者の増加で手狭になっていた。障害児の保護者らから要望があり、二〇一一年ごろから新施設の構想が練られていた。

 (大沢悠)