鈴鹿市で二十日に屋根瓦が飛んだり窓ガラスが割れたりといった被害があった突風について、津地方気象台は二十一日夜、同市東部の岸岡町から北玉垣町にかけて竜巻が発生した可能性が高いとする調査結果を発表した。
 気象台が同日、被害のあった住宅などを調査したところ、活発な積乱雲が通過し、被害が帯状に分布していた上、「ゴーという音が移動した」「突風は一分程度」との証言が複数得られたことから判断した。風速は毎秒三十メートルとみられ、突風の強さを示す「日本版改良藤田スケール」では、六段階のうち最も弱い「JEF0」に当たるという。
 長太地区でも車庫の屋根が壊れるなどの被害があったが、突風の要因になった現象の特定には至らなかった。

 (山本克也)