上松町の一般社団法人「木曽人」が運営する観光施設「ねざめ亭」が二十二日、町内の旧レストハウス木曽路を改装してプレオープンした。
 「ねざめ亭」は、レストランと土産物の販売、木曽地域の観光案内をする。設備は旧施設のものをほぼそのまま使っているが、観光名所「寝覚の床」を一望できるベランダを、より展望がよくなるよう開放的に改修した。
 レストランは二百二十席。パスタやピザ、焼きそばなど軽食を中心に約五十種類のメニューを用意した。
 土産物販売コーナーには、木の器など木曽地域の特産品約五百種類が並ぶ。呼び物は、一千八百万円のヒノキ風呂の浴槽。即売もしている。
 観光案内では、木曽地域の観光パンフレットを設置。プロジェクターを使い、約百インチの画面で観光案内のDVDを放映している。
 オープニングセレモニーには、約五十人が集まり開店を祝った。木曽人の小林夏樹代表(55)は「木曽路の観光拠点になる施設を皆さんの意見を聞きながらつくり上げていきたい」とあいさつ。関係者らがテープカットした。
 訪れた同町の野村くに子さん(79)は「改装してきれいになった。入りやすい感じがして、素晴らしい」と褒めていた。
 旧レストハウス木曽路は「寝覚の床」に近い国道19号沿いにあり、約四十年前にオープンした。同町の赤沢自然休養林などに向かう観光客らが立ち寄ることも多かった。一昨年の御嶽(おんたけ)山の噴火の影響で観光客が減少したことも影響し、昨年一月末から閉鎖していた。
 (桜井祐二)