名古屋市千種区の東山動植物園で二十二日、この一年間に死んだ動物を弔う慰霊祭があった。飼育員や来園者ら百人が参列し、昨年十月に二十二歳で死んだホッキョクグマの雌ミリーなどの冥福を祈った=写真。
 園では昨年九月〜今年八月に五十四種類、計百六頭が死んだ。園内の会館に設けられた献花台には人気者だったミリーやペルシャヒョウ、ジャガーの遺影が飾られ、月東靖詞・東山総合公園長が「私たちにとって動物の死は、わが子を亡くすようなものです」と追悼の言葉を述べた。
 参列者は遺影を眺めながら、一人ずつ花を手向けた。毎月来園するという三重県朝日町の大学生神山拓海さん(19)は「ペルシャヒョウは見た目が格好良く、飼育員に甘える姿もかわいかった。思い入れのある動物でした」と別れを惜しんだ。
 (河北彬光)