飯田市千代法全寺地区を流れる谷沢川左岸に、今年も高さ十四メートルの巨大おんべがお目見えした。小正月の伝統行事として十五日午前十時に点火する予定で、大きな火柱が、一年間の無事などを願う。
 同地区では、古くから伝わる「どんど焼き」行事を盛り上げようと、二十年ほど前から巨大おんべをしつらえ、多くの人が集まる小正月の日曜日に燃やしている。
 今年も一週間前の八日に、地区住民総出で神木を立て、松飾りや門松、だるまを積み上げ、おんべを支えるロープを旗で飾り、てっぺんには花笠を取り付けた。
 地区住民は「これだけ大きなおんべは、県内にも、そうそうはない」と自慢。多くの見物を歓迎している。

 (須田唯仁)