三月二十七日に開業三十周年を迎える第三セクター・伊勢鉄道を紹介する「もうすぐ三十周年」写真展が十三日、鈴鹿市役所市民ギャラリーで始まった。十九日まで。
 鈴鹿と津、四日市の各市を通過する伊勢鉄道は、旧国鉄伊勢線を引き継ぎ一九八七年に開業した。写真展は、三月からの記念行事の先行企画として、歴史を振り返ろうと開催。鉄道愛好家や社員が撮ったり社内に残されていたりした写真を、A1〜A3判にプリントして並べた。
 会場では、三十年の年表のほか、開業当日のにぎわう玉垣駅、複線化工事やディーゼルカーがトレーラーで運び込まれる様子、ミャンマーに渡って活躍する昔の車両、現在運行中の「イセ型」の写真など約八十枚を展示している。玉垣駅周辺は開業当時は家も少なく、変化が興味深い。
 用事で市役所に立ち寄った同市のトラック運転手川出幹雄さん(64)は「あまり乗ったことはないが、もう三十年かと思う。たまには乗ってみたい」と話した。
 同社は、土曜日と休日に大人五百円で一日乗り放題になる切符や記念入場券を三月に発売。四月からは、快速みえの得ダネ回数券(四枚つづり)を十冊買うともう一冊が無料になる企画などを予定している。
 展示は平日午前八時半〜午後五時十五分(最終日は午後三時)、土曜日午前十時〜午後五時、日曜日午前九時〜午後五時。
 (河北直行)