就任会見、J2昇格に意欲
 サッカーJ3カターレ富山で今季から指揮を執る浮気(うき)哲郎監督(45)が十三日、富山市南中田の県総合運動公園陸上競技場で就任会見に臨んだ。「シンプルにゴールに向かうサッカーをしたい」と目指すチーム像を語り、J2昇格に意欲を示した。(向川原悠吾)
 浮気監督は、選手時代に大宮アルディージャやモンテディオ山形などでDFとして活躍。一九九四年から二〇〇七年まで現役でプレーした。引退後はFC岐阜と湘南ベルマーレのトップチームのコーチを務め、昨年まで湘南ベルマーレU−15(十五歳以下)の監督を務めた。
 会見に同席した黒部光昭強化部長は、浮気監督の就任について、湘南ベルマーレをコーチとしてJ1に昇格させた実績や、若手を育成してきた経験を評価したと説明。浮気監督は「Jリーグの監督経験がないので話を聞いた時は驚いたが、責任感を感じた。サポーターがまた来たいと思える試合をしたい」と力を込めた。
 カターレ富山の昨シーズンの成績は六位で、二年連続でJ2昇格を逃した。引き分け数が十とリーグで二番目に多く、勝ちきれない試合や決定力不足が目立った。浮気監督は「カターレはボールを大事にする選手が多いように見える。もっと前線に早くボールを出して走り勝ち、ゴール前のプレーを増やしたい」と語った。
 今季開幕戦は三月十二日、東京都江東区の夢の島競技場でFC東京U−23との試合が予定されている。