桃の節句(三月三日)を前に、ひな人形の製造販売を手掛ける「人形の和峰(わほう)」(福井市江端町)では販売がピークを迎えている。
 同社一、二階の展示場には、西陣織などに金の刺しゅうを施した豪華な衣装のひな人形が百五十種類ほど並ぶ。
 前田和子社長(80)によると、三世代で訪れ、二時間ほどかけてじっくりと選ぶ客が多い。ピンクや赤など明るい色の衣装を着たひな人形のほか、ふっくらとした子供らしい顔つきの「おぼこ雛(びな)」も人気だという。
 人形を飾る台にひな人形や道具を収納できる「収納飾り」や一段の「平飾り」が売れ筋。
 福井は広い住宅も多いため、「三段飾り」もよく売れるという。
 (片岡典子)