ぷにたんさん「新しい個性出す」  表さん「全国区で活躍したい」
 石川県のご当地アイドル「おやゆびプリンセス」が、昨年末に解散した。リーダーのぷにたんさん(20)、表花穂さん(21)、土谷雪乃さん(19)の主力メンバー3人が13日、本紙の取材に石川から全国へと羽ばたく決意を語った。(岡本真穂)
 解散を明らかにしたのは昨年九月の定期公演。パリで開かれた日本文化の祭典「JAPAN EXPO」への出演、CMデビューも果たしたが、三人がそれぞれ進路を考えた結果だった。ブームが下火になったことも影を落とした。
 ぷにたんさんは「新しい個性を出して(テレビ番組の)『ダウンタウンDX』に出たい」と目を輝かせる。既に他県のご当地アイドルグループと組んで歌ったり、北陸を中心にソロライブ活動をしている。
 表さんは「オモテカホ」の名前でタレントを志す。インターネット上でラジオ番組を持ち、トーク力を磨いている。「(タレントの)大泉洋さんのように地元を大切にしながら全国区で活躍したい」と意気込む。
 大みそかの解散ライブではファン約百人で拠点の小劇場(金沢市西金沢)は超満員に。代表作の「除雪魂」などを歌った。終わった後三人は涙を流し「お疲れさま」と抱き合った。
 土谷さんは「就職して世の中を知りたい」と、いったんはステージを離れる。表さんは「全て初めての経験だった。いろんな土地に行き、交流も生まれた」と、活動した三年半を振り返る。ソロで活動しながら、四月に同劇場を拠点に始動する新グループ「西金沢少女団」のメンバーとして、より地元に根差す。
 ぷにたんさんは全国を舞台に活動しながら、早くて今春に誕生する「新生おやゆびプリンセス」への復帰を目指す。「有名になって、石川県の魅力を全国にアピールすること」。思いは変わらない。
 おやゆびプリンセス 10代から20代の女性11人で2012年結成。指を少し曲げた形が能登半島に似ていることから名付けられた。金沢市西金沢の劇場が拠点。石川県内外のイベントにも出演していた。代表曲は困難に打ち勝つことを歌った「除雪魂」。