まずは『真田十勇士』を語りますが、本題はその後です。悪しからず。

いよいよ公開されたエンターテインメント時代劇『真田十勇士』。不可能に挑むその姿、エンターテイメントに振り切った演出に、「おもしろい!」となること間違いなし。

真田十勇士 メイン

(C)2016『真田十勇士』製作委員会

『真田十勇士』概要

関ヶ原の戦いから10年後。真田幸村は天下の名将としてその名を世に轟かせていたが、実際の幸村は奇跡的に運に恵まれ続けただけの腰抜け男で、自分の虚像と実像の差に悩んでいた。そんなある日、幸村は抜け忍の猿飛佐助と出会う。自分の嘘とハッタリで幸村を本物の天下一の武将に仕立てあげることを決意した佐助は、同じく抜け忍の霧隠才蔵ら9人の仲間を集め、「真田十勇士」を結成。亡き秀吉の遺志を継いで豊臣家復権を狙う淀殿に呼び寄せられた幸村と十勇士は、瞬く間に徳川との戦いの最前線に立つことになってしまう。

そんな「おもしろい!」「痛快!」「最高かよ!」となる既に公開されてストリーミングで見れる名作は無いものか・・・ということで本日は1990年に公開された『浪人街』をピックアップします!

ここからが本題です!

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『浪人街』概要

江戸末期の下町を舞台に、そこの裏界隈を生きるアナーキーな浪人たちの人間模様を描く時代劇。江戸下町のはずれ、一膳めし屋の“まる太”で2人の浪人が対立した。この街で用心棒をしている赤牛弥五右衛門と、新顔の荒牧源内だ。対立する2人の前に、源内とかつてただならぬ仲であったお新にひそかに心を寄せている浪人母衣権兵衛が仲裁に入る。一方、長屋の井戸端には土居孫左衛門という浪人が妹おぶんと共に住んでいた。2人にとって帰参は夢。だが、それにはどうしても百両という大金が必要であった。そんな時、街で夜鷹が次々と斬られる事件が起こる。犯人は旗本小畑一党。この事実を知った浪人たちは……。

クライマックス、最高かよ!

1957年に公開された『浪人街』のリメイクが今回紹介する作品。リメイクであって、続編では無いので予習の必要性はございません。(もちろん比べる楽しさはあります)

江戸末期に生きるぶっ飛んだ浪人たちを描く本作ですが、クライマックスの魅力”だけ”を語りましょう。なぜなら、このクライマックスのために全てがあると言っても過言ではないからです。

浪人4人と旗本120人の大殺陣劇。

まあこれが凄まじい、凄まじい。エグいという凄まじいではなく、映画として「最高かよ!!」な凄まじさなのです。原田芳雄、石橋蓮司、田中邦衛それぞれに見せ場があり、それぞれの活躍にも血が騒ぎます。

何本もの刀で相手を倒していく原田芳雄のカッコよさ、それをも超える居合いの迫力で見せる石橋蓮司。何度も何度も「最高かよ!」と見ていてカタルシスを感じるクライマックスなのです。

こういう書き方をすると「ハードル上げちゃうとなあ」とか「そんな大げさに」ともなるんですが、私自身この映画を紹介された時にここに書いてあることと同じことを語られました(笑)

現代において時代劇そのものを好まないという方もいらっしゃるのが現実かもしれませんが、「何か時代劇は苦手だけど、このクライマックスは好き」となることすらあるかもしれません。

それくらい「最高かよ!」なクライマックスなのです。

まとめ

クライマックスの魅力だけを語りハードルを上げてみました。

俳優陣の圧倒的な存在感、樋口可南子の美しさ、人情味溢れる話、カッコよさ、時にあるやるせなさ。クライマックスに差し掛かるまでにそれらがあるからこそ、クライマックス17分が圧巻に感じるのかもしれません。

見終わった後の爽快感、気持ち良さ。夏が終わり秋に差し掛かり始めたこの時期でも、ビールが美味しく感じる映画でございます。

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