演劇・映画の専門図書館である公益財団法人松竹大谷図書館は、ペーパークラフト「組上燈籠絵(くみあげどうろうえ)」をデジタル化・復刻するクラウドファンディングプロジェクトの目標金額を達成させた。同クラウドファンディングは、10月26日まで引き続き支援を受付中。

松竹大谷図書館がクラウドファンディング第5弾の目標額をサクセス!

東京・銀座の歌舞伎座近くにある松竹大谷図書館は、演劇・映画の書籍や雑誌のほか、歌舞伎からアニメまで幅広いジャンルの台本やプログラム、ポスター、写真を約45万点所蔵し、14席の閲覧室で一般公開している施設だ。

松竹大谷図書館 クラウドファンディングプロジェクトで復刻を目指す『石橋』の組立て完成形(玉川大学教育博物館「鈴木コレクション おもちゃ絵の世界」展で展示されたもの)

今回で5回目となる資金募集プロジェクトは「【第5弾】歌舞伎や映画、鮮やかな日本文化の遺産を守り復元する。」と題して行われ、同館の平成28年度運営資金及び「組上灯籠絵」161枚のデジタル化と3組の復刻版印刷費用を募集するもの。

同プロジェクトでは支援金額に応じて、プロジェクト限定『菅原伝授手習鑑』と『二十四の瞳』の台本表紙デザインの文庫本カバーや、同館が所蔵している歌舞伎・映画台本のうち200タイトルの中から、支援者が好きな作品の台本カバー(台本を保護するための手作りカバー)に名前を載せられる権利など、趣向を凝らしたリターンが設定されている。

松竹大谷図書館 クラウドファンディング6本物の台本と文庫本カバー ※文庫本カバーは見本

台本カバーの作品リストは【寅さん】【映画】【歌舞伎・新派】の3つに分かれ、【映画】は渥美清出演作、原節子出演作、高倉健出演作品の台本、キネマ旬報ベストテン受賞作品よりセレクト。また、根強い人気の「男はつらいよ」シリーズ全48作は【寅さん】リストから選ぶことができる。

クラウドファンディングサイト「READYFOR(レディーフォー)」で9月6日より支援の募集をおこなっていたが、さきほど目標金額の250万円に到達した。同プロジェクトは10月26日まで引き続き支援の受付を行っている。

「歌舞伎や映画、鮮やかな日本文化の遺産を守り復元する。」プロジェクトページhttps://readyfor.jp/projects/ootanitoshokan5