不朽の名作『真昼の決闘』(1952)のリメイク作品が企画されていると The Hollywood Reporter が報じた。

 レラティビティ・スタジオズの社長デイナ・ブルネッティが、同作の著作権を保有していたスタンリー・クレイマーさんの妻カレン・シャープと直接交渉してリメイク権を獲得し、製作を進めている。レラティビティは破産宣告から立て直し、今作が復活第1弾となるようだ。

 『地上(ここ)より永遠に』『ジャッカルの日』のフレッド・ジンネマンさんが監督を務めたオリジナル映画は、ゲイリー・クーパーさん演じるウィル・ケイン保安官が、たった1人で殺し屋4人に立ち向かっていくさまを描いたもの。ウィルはそれまでの西部劇で描かれてきたヒーロー的存在の保安官とは違い、共に戦うという友情も開拓者魂もない普通の人間だったが、異色の西部劇作品として評価され第25回アカデミー賞では作品賞を含む7部門でノミネート。ゲイリーさんは主演男優賞を受賞した。

 今回のリメイクは、現代の麻薬組織に支配されたアメリカとメキシコの国境を舞台にした作品になるようだ。今のところ、監督・脚本は決まっていない。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)