シルバーウイークに重なった土日2日間(9月17〜18日)の全国映画動員ランキングを20日に興行通信社が発表し、公開4週目を迎えた『君の名は。』の勢いがとどまることなく、4週連続ナンバーワンを記録した。

 同作は、先週末の成績が動員80万人、興行収入10億7,600万円と、公開4週目にしてなお週末興収10億円台をキープする驚きの結果に。19日までの累計成績は動員698万79人、興収91億473万9,000円。まさかの興収100億円突破にリーチをかけた。

 大今良時の人気漫画をアニメ化した『映画「聲の形」』が2位に初登場。全国120館という公開規模ながら動員20万7,861人、興収2億8,327万8,150円を記録した。客層は10代、20代の若い男女が中心で、『君の名は。』の次に観るべき映画として世間で認識されたようだ。月曜の祝日を合わせた3日間では、動員31万83人、興収4億1,112万6,450円となり、同作を手掛けた山田尚子監督の過去作で、最終興収19億円を記録した『映画 「けいおん!」』超えも期待されている。

 原作・吉田修一×監督・李相日という『悪人』のコンビが豪華キャストを迎えて、再びタッグを組んだ『怒り』は動員17万人、興収2億3,300万円で初登場3位。客層の男女比は半々。年齢別では50代が25.1%、40代が21.5%、20代が17.8%、30代が15.6%と大人の観客に支持されたようだ。

 心優しい巨人と孤独な少女の友情と冒険を描くロアルド・ダールの児童文学をスティーヴン・スピルバーグ監督が映画化した『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』は8位にランクイン。また惜しくもベストテン外からのスタートとなったが、スタジオジブリ初の海外共同制作作品『レッドタートル ある島の物語』は126スクリーンで公開され、祝日を合わせた3日間で動員2万4,908人、興収3,391万9,300円となった。

 公開8週目で6位の『シン・ゴジラ』は累計動員487万4,809人、累計興収70億8,727万9,800円で興収70億円を突破。9位の『ペット』は累計動員332万3,327人、累計興収40億6,001万1,000円と興収40億円を突破した。

 今週末は『ハドソン川の奇跡』『真田十勇士』『闇金ウシジマくん Part3』『ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK - The Touring Years』『将軍様、あなたのために映画を撮ります』『デジモンアドベンチャー tri. 第3章「告白」』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕) 

【2016年9月17〜18日の全国映画動員ランキングトップ10】※()内は先週の順位
1(1)『君の名は。』:4週目
2(初)『映画「聲の形」』:1週目
3(初)『怒り』:1週目
4(2)『スーサイド・スクワッド』:2週目
5(3)『四月は君の嘘』:2週目
6(5)『シン・ゴジラ』:8週目
7(4)『超高速!参勤交代 リターンズ』:2週目
8(初)『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』:1週目
9(6)『ペット』:6週目
10(7)『キング・オブ・エジプト』:2週目