先週末(9月16日〜9月18日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、クリント・イーストウッド監督とトム・ハンクスのタッグ作『ハドソン川の奇跡』が興行収入2,165万3,017ドル(約21億6,530万1,700円)で2週連続の1位に輝いた。大ヒットシリーズの新作として期待されていた『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』は初登場3位という結果となった。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル100円計算)

 2週連続で1位をキープしたのは、『ミリオンダラー・ベイビー』などのイーストウッド監督が、2009年に米ニューヨークで発生した航空機の不時着事故を、名優トムを主演に迎えて映画化した作品。乗客乗員155人すべてが生存して美談として賞賛された物語の裏で、操縦士たちが事故調査委員会から「容疑者」として扱われた事実を中心にした人間物語が展開される。

 一方、恋に仕事に奮闘する崖っぷちアラサー独身女性の日常を描き、日本でもスマッシュヒットを記録したシリーズの第3弾『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』は興収857万1,785ドル(約8億5,717万8,500円)で3位にランクイン。製作サイドは今年3月に公開されたロマンスコメディ映画『マイ・ビッグ・ファット・グリーク・ウェディング2(原題) / My Big Fat Greek Wedding 2』のオープニング興収1,786万1,950ドル(約17億8,619万5,000円)と同じくらいの成績を想定していたが、それを大きく下回る結果になってしまったと The Hollywood Reporter は伝えている。

 2位には低予算ながらも世界的ヒットを記録し、POV形式を駆使したホラー映画ブームの火付け役となった『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の続編にあたる『ブレア・ウィッチ』が初登場。前作から15年後の世界を舞台に、魔女をめぐる伝説の残る森へと足を踏み入れた者たちに待ち受ける運命が活写される。こちらも興収957万6,057ドル(約9億5,760万5,700円)と期待通りの結果ではなかったが、製作費が約500万ドル(約5億円)と低予算のため、興行的な失敗作にはあたらないと同サイトは報じている。

 今週末は、黒澤明の『七人の侍』と同作をリメイクした『荒野の七人』を原案にした西部劇『マグニフィセント・セブン』、『モンスターズ・インク』『トイ・ストーリー』などの名作を生んだアニメーター、ダグ・スウィートランドが監督を務めた映画『コウノトリ大作戦!』などが公開される。(編集部・海江田宗)

9月16日〜9月18日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『ハドソン川の奇跡』
2(初)『ブレア・ウィッチ』
3(初)『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』
4(初)『スノーデン』
5(3)『ドント・ブリーズ(原題) / Don't Breathe』
6(2)『ウェン・ザ・ボウ・ブレイクス(原題) / When the Bough Breaks』
7(4)『スーサイド・スクワッド』
8(5)『ロビンソン・クルーソー』
9(6)『クボ・アンド・ザ・トゥー・ストリングス(原題) / Kubo And the Two Strings』
10(7)『ピートズ・ドラゴン(原題) / Pete's Dragon』