直木賞を受賞した朝井リョウのベストセラーが原作の映画『何者』の学生限定試写会イベントが26日、109シネマズ二子玉川で行われ、主演の佐藤健が登壇し、学生たちの悩みに自分の好みの女性を明かしつつアドバイスするという一幕があった。この日は、原作者の朝井、スペシャルゲストのIKKOも出席した。

 本作は、佐藤演じる大学生・二宮拓人をはじめとする5人の学生が、就職活動を通じて、自らが「何者」であるかを探す青春ストーリー。今回のイベントでは、作中の登場人物たちと同世代の学生2,600名の応募の中から選ばれた、ラッキーな360名が集まり、リアルな悩みを佐藤たちに打ち明けた。

 「面接の自己PRが苦手」という相談に、朝井が「必要なのは、コミュニケーション力より、文章力。本をたくさん読めば、理路整然としゃべれるようになります。だから僕の本をたくさん読んでください」と笑いを誘えば、「盛り上げ役になるコツ」を聞かれたIKKOは「相手がどうやったら喜んでくれるか考えて」と回答。

 そして佐藤は、「熱中できるものを見つけたい」の悩みに対して、「ダンスをやったらいいよ。ダンスができる女性は、ぼくの好みなので」と超個人的なアドバイスをするも、結局一番いいのは「料理」に落ち着く場面も。おもしろくも核心をついた回答に、会場では終始何度もうなずく学生の姿が見られた。(取材・文:尾針菜穂子)

映画『何者』は10月15日より全国東宝系にて全国公開