テレビアニメ「デジモンアドベンチャー」誕生15周年を記念する劇場版アニメシリーズ第3弾『デジモンアドベンチャー tri. 第3章「告白」』の初日舞台あいさつが24日、新宿バルト9で行われ、人気声優の櫻井孝宏、田村睦心、榎木淳弥、松本美和と、元永慶太郎監督が登壇。アフレコの裏話などを語りあった。また、次作『デジモンアドベンチャー tri. 第4章「喪失」』の劇場公開が、2017年2月25日に決定したことも発表された。

 本作は、「デジモンアドベンチャー」の続編「デジモンアドベンチャー02」のその後を描くシリーズの第3弾。デジタルワールドと呼ばれる世界での冒険を経て、高校生になった主人公・八神太一ら“選ばれし子どもたち”の前に、突然異変を起こした“感染デジモン”が出現。新たな危機に、太一らとパートナーデジモンが再び冒険に出るさまを活写する。第3章は高石タケルや泉光子郎を中心としたストーリーとなる。

 光子郎のパートナーで関西弁を話すユニークなキャラクター、テントモンの声を担当した櫻井は「テントモンが進化したカブテリモンが大きくなった状態でしゃべるのは今までやっていなかったので、野太い声の大阪弁で『光子郎はん』ってしゃべるのは正直どうかなと、ドキドキしながら収録しました」と振り返り、「大丈夫でしたか?」と会場に問いかけると大きな拍手が。

 光子郎役の田村も「任侠ものみたい? でもテントモンの懐の大きさを感じて、カッコよかった」と櫻井を賞賛。加えて「冬に自宅の窓の外を見たら、てんとう虫がびっしり集まって越冬しているのを発見して、保護したんです。だから、てんとう虫は友達」とテントモンに絡めて不思議なエピソードを紹介して笑いを誘っていた。

 最後に、来年2月25日の公開が発表された『第4章「喪失」』について「こんなの見たことないという新しいものになっていて、台本を読んでびっくりしました」と田村が明かすと、元永監督は「本作(第3章)の途中に爆弾を仕掛けていて、ショッキングな展開になりますが、これは第4章以降へつながるものでもあり、実は『無印』(第1作「デジモンアドベンチャー」)にもつながるんです。前を向いて走り出していく子供たちの物語に期待してください」と力強く語った。(取材/岸田智)

映画『デジモンアドベンチャー tri. 第3章「告白」』は全国公開中