俳優の神木隆之介が24日、東京・渋谷区の東京将棋会館で行われた「第5回 J:COM杯 3月のライオン 子ども将棋大会」表彰式イベントに出席した。主演映画『3月のライオン』を通じて将棋に勤しむ姿勢が評価された神木はこの日、日本将棋連盟からアマチュア初段免状を授与され、予期せぬ展開に恐縮。「嬉しい気持ちでいっぱいですが、荷が重いです」と照れ笑顔を見せた。

 初段贈呈はサプライズで行われ、突然の発表に神木は「え? 俺が?」と信じられないといった表情。それでも認定書を手渡された後は「こういったものをいただきまして、これからもっともっと将棋を勉強していろんなことを知っていきたい。もっと勉強します」と照れくさそうに意気込みを語った。

 本作で将棋と接し、「手つきとかプロ棋士の方が出す駒がぶつかる音、それが最初は出なくて……」とたくさんの苦労があったという神木。「一から勉強ということで苦労したことはいっぱい。特に手つきは一番難しかった。棋士の方はご飯で箸を持つときのように駒を持っていて、僕も何も意識せずに駒を持ったり指したりしないといけないと、手つきはたくさん勉強させてもらいました」としみじみと撮影を振り返っていた。

 同大会は、将棋をテーマとした羽海野チカの人気コミックを実写化した本作とJ:COMとのコラボ企画として6月25日より全国で開催。この日は全国7会場で行われた地区大会を勝ち抜いた出場者による全国大会が行われ、優勝者と準優勝者が表彰された。表彰式には谷川浩司日本将棋連盟会長と矢内理絵子女流五段も出席。優勝者には表彰状、トロフィーのほか、劇中で神木が演じる主人公・桐山零の子供時代に指す将棋の駒音に使用される “駒音出演権”も贈呈された。(取材・文:名鹿祥史)

映画『3月のライオン【前編】』は2017年3月18日、『3月のライオン【後編】』は2017年4月22日より全国公開