シリーズ累計発行部数470万部を突破した青春SFコミックを原作とするテレビアニメ「orange」の劇場映画化が発表された。原作でもこれまでの映像化でも、決して触れられてこなかった“物語のその後”の話を原作者・高野苺が描き下ろす。

 11月18日から2週間限定で公開される映画『orange -未来-』は、菜穂に思いを寄せながらも友人・翔との恋愛を応援し続ける須和の視点から語られる物語。テレビアニメの名シーンと高野描き下ろしの新作エピソードを交えながら展開していく。ポスタービジュアルには、「あの日から、この未来を二人に見せたかったーー。」というキャッチコピーが記されており、須和の複雑な思いの先にあるストレートな願いが表されている。

 主題歌はアニメに引き続き、コブクロの楽曲「未来」に決定。また花澤香菜たち声優陣はもちろん、浜崎博嗣監督(「STEINS;GATE シュタインズ・ゲート」)、脚本家の柿原優子(「ちはやふる2」)らスタッフ陣も続投している。

 高野は原作の続きを手掛けることについて、「今回描き下ろしたこのお話は、もともと連載第1話の時に考えていた最終話のエピソードでしたが、須和目線で描きたかったので、最終話では描かずにしまっていたものでした」と告白。「26歳の須和たちが見られなかった未来」、そして「手紙が届いた菜穂たちの未来は26歳の須和にとっても新しい未来」であることを意識して描いたそうで、「主題歌『未来』を聴きながら描いていたのですが、歌詞が、翔と菜穂を見守る須和の姿と重なり、すごくぴったりだとあらためて思い、サブタイトルは『未来』しかないと思いました。それぞれが、好きな人を大切にしてできあがった『未来』を観てください」と語っている。(編集部・井本早紀)

映画『orange -未来-』は11月18日より2週間限定全国公開