テレビドラマ「クリミナル・マインド FBI行動分析課」でFBI特別捜査官アーロン・ホッチナーを演じていたトーマス・ギブソンが、脚本家に蹴りを入れ、今年8月にクビになった事件についてPeopleに初めて語った。

 「評判を高めるのに何年もかかったのに、傷をつけるのは一瞬のことだったように感じる」とトーマスはコメント。事件は7月26日(現地時間)、第12シーズンの第2エピソードを撮影中に起きたとのこと。「夜遅くにあるシーンを撮影していたとき、僕はヴァージル(・ウィリアムズ 脚本家/プロデューサー)のところへ行き、セリフの一つが以前に出てきたセリフと矛盾していると告げたんだ。そうしたら彼は、『悪いが必要だ。絶対に入れなければならないセリフだ』と言ってきた」と説明している。

 トーマスはいら立ちながらもセットに戻り、ヴァージルの返答をほかのキャストに告げていたときに事件は起きたそう。「彼が部屋に入ってきて、僕の方へ向かってきたんだ。僕の横を通る際に僕の足が彼の脚に当たったんだ。僕が避けなければ彼は僕にぶつかっていた。そのときはちょっとした口論になったけど、翌日には謝罪し、それで終わった。そのシーンの撮影を終え、僕は帰宅し、二度と現場に戻ることはなかったよ」と言っている。

 2週間の謹慎を経て解雇されたトーマスは第12シーズンの最初の2エピソードに登場し、突然姿を見せなくなる。彼がいなくなった理由はその後のストーリーで説明がされると米ABC局は声明を出している。

 「僕をあのドラマから消し去ろうとしているようでつらい。でも、空いた時間は子供たちと過ごしているし、次に何が待ち受けているかが楽しみだ。コメディーや舞台劇をやるかもしれないし、監督やプロデューサーをやるかも。プライドと評判には傷がついたけど、みんなは僕のした仕事を覚えていてくれると思う。今後もいい仕事ができる機会、いい人間であることを証明できる機会がほしい」とコメントしている。

 「クリミナル・マインド FBI行動分析課」の第12シーズンは9月28日にアメリカで放送がスタートする。(澤田理沙)