今年のカンヌ国際映画際でグランプリを受賞したグザヴィエ・ドラン監督の新作『イッツ・オンリー・ジ・エンド・オブ・ザ・ワールド(英題) / It’s Only the End of the Wolrd』が、カナダ代表としてアカデミー賞外国語映画賞の候補にエントリーされたと The Hollywood Reporter が報じている。

 本作は、ジャン=リュック・ラガルスの戯曲「まさに世界の終わり」を映画化した作品。まもなく死ぬことがわかった若手作家ルイ(ギャスパー・ウリエル)は、12年ぶりにフランスで暮らす家族のもとを訪れるが、兄(ヴァンサン・カッセル)、妹(レア・セドゥ)、母(ナタリー・バイ)は口を開けばののしり合いとなり、なかなか本意を伝えることができないというもの。ギャスパー、ヴァンサン、レア、ナタリーのほかマリオン・コティヤールなど豪華キャストが出演している点でも注目を浴びた。

 ドランは、2014年に手掛けた映画『Mommy/マミー』でもカナダ代表に選ばれたが、そのときはアカデミー賞外国語映画賞のノミネートは逃している。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)