映画『血の祝祭日』を手掛け、スプラッタームービーの始祖として知られるハーシェル・ゴードン・ルイス監督が現地時間25日、睡眠中に息を引き取ったという。87歳だった。The Wrap などが報じた。

 ルイス監督の代理人は訃報を伝えるとともに、「ルイスはホラーの中で“スプラッター”という映画のジャンルを確立し、彼の映画はカルトの古典として受け入れられています」とルイス監督の死を悼んだ。

 『血の祝祭日』(1963・劇場未公開)は、当時ハリウッドでタブー視されていた、直接的な残酷描写が満載の作品。人間のはらわたをスクリーンに映し出したり、大量の血のりを使用するなど、スプラッター映画の元祖といわれている。ルイス監督自身ゴア(血のり)のゴッドファーザーと称され、同様の作品を量産し続けた。

 代表作となる『2000人の狂人』『血の魔術師』『カラー・ミー・ブラッド・レッド』などを手掛けたものの、スプラッターブームが去ると、監督業からも引退。しかし、2002年に『ブラッド・フィースト 血の祝祭日2』(劇場未公開)で監督に復帰した。来年には、待望の新作となる『ハーシェル・ゴードン・ルイスズ・ブラッドマニア(原題) / Herschell Gordon Lewis' BloodMania』の全米公開を控えていた。(編集部・石神恵美子)