女優の上戸彩が、夫を会社に送り出したあと平日昼に別の男性と恋に落ちる主婦“昼顔妻”を演じ、斎藤工がその不倫相手役を務めたドラマ「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」が映画化されることが28日、明らかになった。2014年にフジテレビ系で放送され、その年のユーキャン新語・流行語大賞に「昼顔」がノミネートされるなど社会現象を巻き起こしたドラマの映画版では、ドラマの結末から3年ぶりに再会した2人の「純愛」が描かれる。

 フジテレビ系情報番組「ノンストップ!」で生まれた造語“平日昼顔妻”をモチーフに、パート主婦の笹本紗和(上戸)が高校教師の北野裕一郎(斎藤)との禁断の恋に落ち、普通の主婦が“昼顔妻”となって不倫をきっかけに人生を狂わせていく様子を描いた同ドラマ。吉瀬美智子、北村一輝、木下ほうからも出演者していたドラマでは不倫が発覚した紗和と裕一郎は離れ離れになるという結末を迎えていた。別れから3年後を描く劇場版では、紗和が1人で暮らしていた町に北野が偶然講演のために訪れ、想いを抑える事ができない紗和が秘かに講演会場に向かってしまう……。

 昨年8月に EXILE HIRO との間に第一子となる女児を出産して以来、今回が本格的な女優復帰作となる上戸は、「(ドラマ終了から)2年経って、改めて映画化することが本当にありがたい」と感謝。同ドラマが自身にとっての新境地を開くことができた作品であることを明かしつつ、「映画『昼顔』ではもうひと踏ん張りして、皆さんにもう一歩新しい『上戸彩』を見ていただけるように、そしてまわりの方々に代表作として認めていただけるように頑張っていきたい」と決意を語る。

 一方の斎藤は「『昼顔』という作品に出会ったことで色んな変化がありました」と話し、「北野先生という一つのカラーをいただき、気付くと自分の中で基準の一つになっていて、そこから他の表現を模索していることがあります」とブレイクのきっかけとなった作品について振り返る。映画化については「映画の台本を読んで、ラストについてはその衝撃をいまだに受け止めきれずにいます。2年前のドラマからこの期間を空けるという意味が、きちんと台本に落とし込まれていたのが素晴らしい」とコメントしている。

 2014年7月から9月に放送され、現代の主婦が「不倫」という道ならぬ恋に溺れていく様子をセンセーショナルに描いた内容が話題を呼び、平均視聴率13.9%、最高視聴率16.7%を記録した本ドラマ。『容疑者Xの献身』『任侠ヘルパー』などの西谷弘監督が引き続き映画版でもメガホンを取り、脚本も「14才の母」「白い巨塔」などの井上由美子が続投する。(編集部・海江田宗)

映画『昼顔』は2017年初夏に全国公開