山崎賢人主演、三池崇史監督で実写映画化されることが決定した人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」について、原作者の荒木飛呂彦が「満を持してというか、ついに実写映画化する運びとなりましたことは原作者として誠に光栄なことです」と喜びの言葉を寄せた。

 27日、本作を共同配給する東宝とワーナー ブラザース ジャパンが都内で開催した会見で発表された本企画。今回の実写化では日本を舞台とする“第4部”こと「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」を映像化。主人公・東方仗助を山崎が演じ、空条承太郎役に伊勢谷友介、広瀬康一役に神木隆之介、虹村億泰役に真剣佑、虹村形兆役に岡田将生、山岸由花子役に小松菜奈、片桐安十郎役に山田孝之、東方朋子役に観月ありさ、東方良平役に國村隼が決定している。

 登壇した東宝の市川南取締役が「エンターテインメントの映画を志す映画プロデューサーであれば一回は考えたことがある原作だと思います。われわれも考えましたが、この壮大なスケールにちょっと無理だろうなと思いましたし、いろいろなプロデューサーがそう思って、映画化実現できなかった最後の原作といってもいい原作だと思います」と語るように実現不可とされていた「ジョジョ」。メガホンを取る三池監督も「これを作ってしまった後、われわれは何を作ればいいんだと思うような作品にしなければならない」と本作への力の入れようを見せている。

 そんな製作陣の気合を後押しするように、会見中に発表された荒木のコメント。荒木は「豪華で素晴らしいキャストとスタッフの皆さんに集まっていただき、十分すぎる製作体制で作られるとのこと、とても期待しております。10年前なら不可能だった映画表現や技術をもって、どう作られるのか。わたしも完成を楽しみにしております」と期待を明かしていた。また製作陣との連携もとっているようで、実写企画を5年以上前から進めていたTBSの平野隆プロデューサーは、荒木に疑問点を質問したりアドバイスを受けたりしていることを会見中に語っていた。

 映画は2017年夏の公開を予定。まもなく始まる撮影では「ジョジョ」の世界観を表現するため、スペイン・シッチェスでのロケも計画されているという。(編集部・井本早紀)