俳優の佐藤健が6日、都内で行われた映画『何者』(10月15日全国公開)のガールズ試写会イベントに有村架純と共に出席し、有村のことを「ズルい女」と呼んだ。

 直木賞作家・朝井リョウのベストセラー小説を映画化した本作は、就職活動を通して自分が何者かを模索する5人の大学生たちの姿を、恋愛、友情、裏切りなどリアルな日常を交えて描いた青春物語。佐藤が主人公の拓人を、有村は拓人が密かに思いを寄せる同級生の瑞月を演じる。

 客席に集まった142人の女性客を前に、佐藤は「いやぁ、たまらんですなぁ」と笑顔を見せつつ、「今日しかできない話ができれば。特別な夜になればいいなと思っています」とあいさつ。有村が「女の子だけのイベントは初めてで新鮮でうれしいです」と話す合間に、客席から「カワイイ」と声援が飛ぶと、「いや、皆さんもかわいいですよ」と投げかけるなど、冒頭から女子が喜ぶ言葉を連発し、ファンのハートをくすぐった。

 本作では、冷静分析系男子・拓人、地道素直系女子・瑞月など、登場キャラクターにキャッチコピーがついており、有村もステッカーに「私はマイペース系女子」と自分に向けたコピーを書いて披露。しかし佐藤は、有村のことをマイペースというより「怠け者みたい」と思っているそうで、ゆっくりとステッカーを胸元に貼る有村を見ながら「全ての動きが少し遅い……丁寧なんだよね」と説明。さらに有村が、「慌てたりもしますけど、慌てるといいことないんですよ。物を落としたりとか」と話すと、佐藤は「普通のこと言ったね」とSっ気をのぞかせながらツッコみ、かわいさから何でも許される空気に「ズルいですよね。『ズルい系女子』だよ」と新しいキャッチコピーをつけて、笑いを誘った。

 この日はテレビ番組のアンケート企画などに使われるトータライザーを使用し、ストーリーになぞらえた質問で観客の恋愛意識を調査。「同じ人に2回以上告白したことがある」で26人がイエスと答えると、佐藤は「本来は男性からするものでしょう」と意外にも多い数字に驚きの表情。また、19人が「友情よりも恋愛の方が大事だ!」と思っていることがわかると、「友人はそれ(わがまま)をわかってくれると思うので、僕は恋愛の方をちょっと重視する姿勢でいるのが程よいと思っています」と恋愛観を明かし、観客をうなずかせていた。(取材/錦怜那)