「たつじい」の愛称で子供から大人まで広く親しまれた吉本新喜劇の役者、井上竜夫さんが今月5日に亡くなった。よしもとクリエイティブ・エージェンシーがFAXを通じて明らかにした。

 2015年4月から闘病中だったという井上さん(本名・井上龍男、兵庫県尼崎市出身)が亡くなったのは5日午前4時20分。兵庫県西宮市内の病院で高度肺気腫のため、息を引き取った。74歳だった。通夜は6日、葬儀告別式は7日に尼崎市内で密葬にて執り行われ、喪主は井上美重子夫人が務めたと同社は発表している。

 「たつじい」の愛称で人気を博した井上さんの訃報を受け、Twitterには多くのファンが井上さんの冥福を祈る言葉を投稿。井上さんが生前に新喜劇の中で披露していた「三途の川や〜」のギャグから、「たつじい本当に三途の川渡っちゃったのか……」といったコメントで喪失感を表す人も多く見られた。

 「おじゃましまんにゃわ」というギャグでも笑いをさらった井上さんは1963年から今年まで53年間、吉本新喜劇に在籍。2015年2月10日〜16日に行われた舞台が井上さんにとっては最後の新喜劇となった。(五十嵐洋介)