主演・小栗旬、監督・大友啓史でサイコスリラー漫画を実写映画化した『ミュージアム』(11月12日公開)で、小栗演じる刑事と攻防を繰り広げる殺人鬼・カエル男を、妻夫木聡が演じたことがついに明かされた。妻夫木は、2〜3か月におよぶトレーニングを積み、肉体を作り上げて同役に挑んだ。

 巴亮介による同名漫画を原作とする本作。刑事の沢村久志(小栗)は、カエルのマスクを被り雨の日に残忍な猟奇殺人を繰りかえす“カエル男”(妻夫木)を追っていた。“処刑”と称してむごたらしい殺人に及ぶカエル男に妻子が狙われていると気づいた沢村は、家族を守るために奔走、すべてをかけてカエル男に立ち向かっていく。

 本作において主人公と並び、重要なキャラクターであるカエル男。誰が演じているのかは、これまで明かされておらず、予告編などで確認できるマスクを被った状態の背格好や声のみでさまざまな憶測が飛んでいた。それがこの度、妻夫木が演じていたことが13日のジャパンプレミアの場で発表。小栗と妻夫木、物語のスリリングなバトルのみならず、日本映画界をけん引する2人の演技のぶつかり合いは見ものだ。

 殺人鬼・カエル男という普段のイメージからはかけ離れた役どころだが、原作を読んでいた妻夫木はオファーを快諾したそう。猟奇殺人鬼を体現するため、2〜3か月のトレーニングを経て身体を鍛え上げた。そして、マスクを被り、素顔でさえ特殊メイクを施す役であるにもかかわらず、最初から最後までほとんど本人が演じるという熱の入り様。大友監督も「自分の存在を隠して演じることをとても楽しんでいたのではないか」と妻夫木についてコメントするほどだった。

 そんな妻夫木演じるカエル男の姿が映る最新予告編がさっそく公開。雨の中、フードをかぶりニヤリと気味の悪い笑いを浮かべているのがカエル男の正体だ。映像とあわせて披露されたビジュアルでは、特殊メイクでカエル男にふんした妻夫木の表情がはっきりと確認できる。スキンヘッドで血にまみれ、瞳に狂気を宿した姿からは、劇中でのさらなる変貌ぶりが期待できる。(編集部・小山美咲)