『シネマ歌舞伎 スーパー歌舞伎II ワンピース』の特別映像が公開され、上演時から「再現度高すぎ」「完璧」と話題になっていた坂東巳之助版ボン・クレーの声や動きがお披露目された。テレビアニメ版で同キャラクターを担当している声優の矢尾一樹の声と勘違いしてしまうほど、ボン・クレーを完コピしている巳之助を味わうことができる。

 特別映像は、四代目市川猿之助を主演に迎え、人気漫画「ONE PIECE」の頂上戦争編を描いた「スーパー歌舞伎II ワンピース」の楽しみ方をレクチャーするもの。歌舞伎の隈取や和風の衣装をまとったキャラクター紹介のほか、主人公・ルフィの兄エースの「愛してくれて……ありがとう」といった漫画の名ゼリフが多く用いられていること、さらに歌舞伎ではあるが舞台は現代語で構成されていることなどがアピールされており、歌舞伎初心者でもとっつきやすいつくりになっていることがわかる。

 その中でも目を見張るのは、それぞれのキャラクターの再現度の高さ。プロジェクションマッピングなど最新の技術を利用して表現される必殺技のほかにも、魚人族のジンベエ役の市川猿弥や、オカマたちを束ねるエンポリオ・イワンコフ役の浅野和之の「そうきたか!」とうなってしまうようなメイクは必見。また「麦わらのルフィじゃないのよーー!」と叫ぶ巳之助版ボン・クレーの声は必聴だ。なおボン・クレーの“すね毛”までしっかりと再現されている模様。(編集部・井本早紀)

『シネマ歌舞伎 スーパー歌舞伎II ワンピース』は10月22日より東劇・新宿ピカデリーほか全国公開