映画『ハリー・ポッター』の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は5部作になると、原作者で脚本も務めているJ・K・ローリングが現地時間13日にロンドンで行われたファンイベントで発表した。

 新シリーズの主人公は、ホグワーツ魔法学校の指定教科書「幻の動物とその生息地」の著者である魔法動物学者ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)。当初は3部作になると発表されていたが、ニュートの冒険は3部作では描き切れないほど壮大なものになるようだ。

 11月23日に日本公開される第1弾の舞台は、魔法使いとノーマジ(魔力を持たない普通の人間のアメリカでの呼び名・『ハリー・ポッター』シリーズではマグルと呼ばれた)の対立が深まる1926年のニューヨーク。同イベントでお披露目された特別映像では、ニューヨークにやって来るも魔法のトランクから魔法動物が逃げ出したためにすぐに逮捕され、法廷で米国魔法省のグレイブス(コリン・ファレル)にトランクを取り上げられて尋問されるニュートの姿が明らかになった。グレイブスがエズラ・ミラー演じる魔法使いを「わたしたち(魔法使い)は長く(ノーマジの)陰で生きすぎた」とそそのかす(?)シーンも。

 さらに『ハリー・ポッター』シリーズにも登場した闇の魔法使いグリンデルバルドの存在がヨーロッパを揺るがしており、ノーマジとの戦争になる恐れがあると書かれた新聞の見出しも映し出される。その見出しをバックにローリングが「『ファンタスティック・ビースト』では、『ハリー・ポッター』の小説で語られたけどまだみんなが目にしていない、魔法の歴史を見ることができるの」と語るなど、前シリーズと深くリンクした作品になるようだ。

 ローリングは「魔法使いの力が増し、世界の秩序が脅かされることについて初めて描くわ。それこそわたしがずっと描きたかったことなの」とも明かし、5部作は多すぎるのではというTwitterに寄せられた質問には「わたしたちが本当の意味で語っている物語が何なのかがわかれば、とても1本の映画じゃ収まらないってわかってくれると思う」と回答している。

 また、デヴィッド・イェーツ監督は今後のシリーズでは、ニュートはニューヨークだけでなく、ほかの大都市に行くことになると明言した。第2弾は2018年11月16日に全米公開される。(編集部・市川遥)