故マイケル・ジャクソン役に白人俳優のジョセフ・ファインズを起用したことで物議を醸していた英 Sky Arts のコメディーシリーズ「アーバン・ミス(原題) / Urban Myths」の当該エピソードが放送中止になったと The Hollywood Reporter などが報じた。

 番組は著名人にまつわる都市伝説を30分8話で描くもの。マイケルのエピソードは2001年のアメリカ同時多発テロ事件後、マイケル、エリザベス・テイラー(ストッカード・チャニング)、マーロン・ブランド(ブライアン・コックス)が車でニューヨークからカリフォルニアを目指したといううわさを基にしたもので、現地時間19日に放送される予定だった。

 昨年1月の時点でマイケル役に白人のジョセフが起用されたと報じられた時点で波紋を呼んでいた同作だが、先日、番組の予告編が公開されると騒動が再燃。マイケルの長女パリス・ジャクソンはTwitterで「多くの人たちと同じように、腹立たしく思っています。正直なところ、吐きそうになったくらい」と厳しい批判を展開していた。

 家族からの批判を考慮して Sky Arts は、同エピソードの放送中止を決定。「わたしたちは“本当にあった”と伝えられている出来事を気楽に楽しんでいただきたかっただけで、決して誰かを不愉快にしようと考えたことはありません」と声明で述べ、ジョセフも放送中止の決定を支持していると発表している。

 パリスをはじめとする親族たちは、Twitterなどを通じて今回の決定に感謝の意を表明。同シリーズでは、ボブ・ディラン(エディ・マーサン)、ケイリー・グラント(ベン・チャップリン)、アドルフ・ヒトラー(イヴァン・リオン)などのエピソードが紹介される予定だ。(編集部・入倉功一)