2014年4月に発売されたBMW i3は、BMWサブブランド「i」シリーズの最も小さなモデルで、ピュアEV仕様とレンジエクステンダー付を用意しています。

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レンジエクステンダー仕様のエンジンは、モーターサイクル用の並列2気筒を活用し、シリーズハイブリッドといえるシステムで、日本では圧倒的に後者が多いようです。一方のお膝元ドイツや欧州では、短距離用という割り切りからピュアEVの方が高いシェアになっているそう。

9月26日に開催されたBMWの燃料電池に関するプレゼンテーションでもバッテリーEVモデルは、街中や通勤など向けと位置づけていて、それ以上の航続可能距離やスポーツ性能などはFCVに担当させるという説明がありました。

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欧州のようにピュアEV仕様が売れるべきなのが、i3のコンセプトに沿うものなのでしょう。

とはいっても、航続可能距離への不安(実際にはそれほど走らなくても)やピュアEV仕様よりもCEV補助金(クリーンエネルギー自動車補助金)が12万円以上も高くもらえるというレンジエクステンダー付仕様に人気が高まるのも理解できるところ。

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しかし、マイナーチェンジを受けた新型BMW i3では事情が変わるかもしれません。

エネルギー密度を高めることでバッテリーのサイズを変えることなく33kWhの大容量を得た新開発リチウムイオンバッテリーの搭載により航続距離の延長(ピュアEV仕様は、JC08モードで従来型から70%アップの390kmを実現)が最大のトピックス。

また、647ccの発電用エンジンを備えたレンジエクステンダー装備車は、航続可能距離が121km延長され、合計で511kmの走行が可能になるそうです(JC08モードの試験参考値)。

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ほかにも、インテリアの一新、ボディカラーの追加などのほか、1年間の公共充電サービスの無償利用や、3年間のメンテナンス・パッケージを無償で付帯するサービスも新たに用意されます。

新サービスにより、BMW i3の購入を検討してみても決断しきれなかった人の背中を押すことになるかもしれません。価格も含めてBMWの本気度がうかがえます。

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さらに、新開発の大容量バッテリー搭載を搭載しながらも車両価格も一部の標準装備を見直すことで、従来型から据え置きとなる499万円〜と価格アップを抑制。もちろん、先述したクリーンエネルギー自動車補助金にも適合し、最大36万5000円の受給が可能で、これは従来モデルの最大23万9000円からアップされています。

なお、価格帯はBMW i3が499万円〜560万円、BMW i3レンジエクステンダー付が546万〜607万円となっています。

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(塚田勝弘)